2014 Fiscal Year Research-status Report
ブタ希釈性凝固障害モデルにおけるROTEMガイド下凝固管理法の開発
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24592344
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
前川 拓治 長崎大学, 病院(医学系), 准教授 (10336167)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 国内研究者交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ブタの血液希釈性凝固障害モデルを用いて、濃縮凝固因子製剤:プロトロンビン複合体(PCC)及びフィブリノーゲン濃縮製剤(FC)併用療法の止血能を評価し、従来の新鮮凍結血漿(FFP)補充療法と比較する。また、凝固系モニタリングとして、ローテーショントロンボエラストメトリー:ROTEM(EXTEM及びFIBTEM)を用い、従来のプロトロンビン時間(PT)、部分トロンボプラスチン時間(APTT)、フィブリノーゲン濃度(Fib)モニタリング法と比較して以下の利点があることを証明する。 1)FFPと比較した、PCC・FC併用療法の有用性(止血能、循環動態、血液希釈度) 2)ROTEMによりPCC・FCの必要量を決定できること(投与量節減) 3)ROTEMにより血栓性合併症の発生率が減少すること 平成26年度は、前年度及び前々年度の研究結果をもとに、各治療群の検討を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年度は、前年度の結果をもとに各治療群の検討を進めた。研究開始当初に元々の研究計画にはなかったin vitroでの検討を行った影響で進捗状況はやや遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、残りの群の検討を行い、すべての実験プロトコールを終了し、速やかに国内及び国際学会へ研究成果発表を行う予定である。
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Causes of Carryover |
当初の研究計画にはなかったin vitroでの検討を行う必要性が生じ、研究初年度にこの検討を行ったため、進捗が遅れる原因となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
残りの群の検討を行うための実験動物の購入や管理費として使用予定である。
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Research Products
(5 results)