2014 Fiscal Year Annual Research Report
IVIM MRイメージングを用いたリンパ節転移診断
Project/Area Number |
24592837
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
角 美佐 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (90284702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 卓 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (30172406)
角 忠輝 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (80284701) [Withdrawn]
佐々木 美穂 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (10437874)
榮田 智 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (80325662)
市川 陽子 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (90380857)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | IVIM / DWI / 頚部リンパ節 |
Outline of Annual Research Achievements |
10種のb値(10,20,30,50,80,100,200,300,400,800s/mm2)を使用したIVIM MRIを施行した頭頸部SCC患者のうち、病理組織学的にSCC転移が確定した頸部リンパ節を対象とし、f(灌流の割合)、D(真の拡散係数)、D*(灌流を拡散と見なした時の灌流に関連する拡散パラメータ)の3つにパラメータについて検討したところ、転移リンパ節のf, D, D*はいずれも広く分布していた。リンパ節の大きさ(短径)とf, D, D*との間に明らかな相関は見られなかった。 次に、転移リンパ節と非転移リンパ節とを比較すると、転移リンパ節の方が、Dが高く、D*は低い傾向にあった。この結果は、転移リンパ節内の壊死や血管損傷を反映していると考えられる。
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Research Products
(2 results)