2013 Fiscal Year Research-status Report
メカニカルストレスによる顎堤の骨吸収メカニズムの解明
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24592921
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
諸井 亮司 九州大学, 大学病院, 助教 (70325471)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂井 貴子 九州大学, 大学病院, 講師 (60128022)
牧平 清超 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (80304450)
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Keywords | 骨吸収 / メカニカルストレス / RANKL / 破骨細胞 |
Research Abstract |
平成24年度は通常の培養条件およびメカニカルストレスの一種である伸展刺激をシミュレートした培養環境下で骨芽細胞を培養した。この伸展刺激の負荷のためにストレックスに専用のシリコンチャンバーを使用した。5%または20%のレベルの周期性伸展刺激を骨芽細胞様細胞株であるMC3T3-E1細胞に負荷し、周期性伸展刺激を負荷した細胞からRNAを抽出し、周期性伸展刺激に対する骨芽細胞の反応をRNAレベルで検討した。平成24年度の研究を発展させ平成25年度は上記の研究をタンパク質レベルで解析した。その結果、伸展刺激の条件によって、MC3T3-E1細胞におけるこれらのタンパク質発現が異なることが判明した。しかしながら骨吸収へと導く周期性伸展刺激の条件を明らかにするまでにはいたらなかった。一方、周期性伸展刺激が破骨細胞に与える影響についても検討を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
シリコンチャンバー上での細胞培養などに関する問題は克服したが、2年間で当初の目的である骨吸収へと導く周期性伸展刺激の条件を明らかにするまでにはいたらなかった点で研究の進展状況はやや遅れ気味と言える。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、2年間で得られた結果をとりまとめ、成果発表を関連学会で積極的に行う予定である。また、成果発表時に同じフィールドの研究者と討論し情報収集を行い、骨吸収へと導く周期性伸展刺激の条件を明らかにすることができなかった問題点を探り、今後の研究に生かしていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
骨吸収を起こしやすい周期性伸展刺激の条件を明らかにするまでには至らなかったため、次年度の研究課題に加えて、周期性伸展刺激が骨芽細胞と破骨細胞の分化に与える影響について再検討を行う。このため、次年度へ本年度の経費の一部を繰り越すこととする。 周期性伸展刺激が骨芽細胞と破骨細胞の分化に与える影響について再検討 周期性伸展刺激が最も骨吸収を促進する条件の検索
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Research Products
(2 results)