2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24593008
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
柴原 孝彦 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (50178919)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 個別検診 / 口腔がん検診 / ナビシステム / 口腔がん / 口腔粘膜疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
検診には集団(対策型)検診と個別(任意型)検診があり、口腔がんは費用対効果、検診対象者のコンプライアンスを向上の点から、集団検診よりも各診療室での個別検診が望ましい。口腔は他臓器と異なり直視直達が可能であることが大きな特徴の一つである。これは歯科治療を受ける機会自体が口腔がんのスクリーニングになり得ることを意味する。2012年より稼働した「口腔がん検診ナビシステム」は一般開業歯科医院から個別検診において寄せられた質問に東京歯科大学口腔外科学講座がコントロールセンターとして回答するものであるが、精査の必要性や高次医療機関への紹介をサポートする役割のほか、チェアサイドで専門医の意見が聞ける点が特徴であり、このシステムを全国に普及させ口腔がん検診の標準化を構築してきた。各診療所での診療時に歯科医師が口腔粘膜および舌や頬粘膜へも目を向け、何らかの病変があった際には「口腔がん検診ナビシステム」を活用してもらう。一般開業医をサポートすることで任意型(個別)検診を安心して行うことが出えきるようになり、国民の口腔がんの早期発見・早期治療に寄与することが我々の責務と考える。「口腔がん検診ナビシステム」にて、実際に、ナビシステムにて相談依頼があり基幹病院に照会し、口腔がんが発見され患者が一命を取り留めた症例も一例あり、今後さらなる普及につとめたい。また、学会では、平成26年1月24日に札幌コンベンションセンターで行われた第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会で発表し、優秀ポスター賞を受賞したほか、日本口腔科学会が発行している、Oral Science in Japan 2014 にも掲載された。
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[Journal Article] Development of Oral cancer navigation system by Department of Oral and Maxillofacial Surgery, Tokyo Dental College2014
Author(s)
Hiroki Bessho, Takeshi Onda, Takashi Yakushiji, Nobuharu Yamamoto, Takeshi Nomura, Kazumichi Sato, Hirokazu Saito, Tomohiro Yamauchi, Akira Katakura, Nobuo Takano, Takahiko Shibahara
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Journal Title
Oral Science in Japan 2014
Volume: 1
Pages: 99,100
Open Access
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[Presentation] Oral Cancer Screening Navigation System2014
Author(s)
Hiroki Bessho, Takashi Yakushiji , Takeshi Onda, Nobuharu Yamamoto, Takeshi Nomura, Nobuo Takano, Takahiko Shibahara
Organizer
6th Annual Meeting, Scientific Sessions & Exhibition, AAOMS
Place of Presentation
Honolulu, Hawaii, USA
Year and Date
2014-09-08 – 2014-09-13
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