2013 Fiscal Year Research-status Report
口腔がん可視化による早期診断のための光イメージング法に関する基礎的研究
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24593019
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
吉田 憲司 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40183701)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 速夫 愛知県がんセンター(研究所), その他部局等, その他 (20207830)
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Keywords | 口腔癌 / 可視化 / 光イメージング / 早期診断 |
Research Abstract |
24年度はヒト口腔がん細胞株(舌癌由来の角化型SCC細胞株(HSC-2)および低分化型細胞株(HSC-3))を用いLuciferaseなどのリポーター遺伝子を導入した細胞株を樹立し、ヌードマウスの舌、腹腔内に移植、発光イメージングが可能な舌がんの原発および腹膜転移モデルを確立した。25年度は別の2株のヒト口腔がん培養細胞 (UMSCC81B, Ca9-22)をヌードマウスおよびヌードラットの舌ならびに皮内(皮下)に移植し、遺伝子導入なしで蛍光イメージングが可能な舌がんモデルを確立した。これら舌がんモデルを用いて以下の2つの方法でイメージングを行い、その特異性と感度を比較検討した。1)簡易型口腔がん蛍光診断装置(Velscope)を用いて皮内腫瘍、皮下腫瘍、舌腫瘍に青色光 (436 nm)を照射し、イメージングを試みた。 以上のことから、ICG標識Podoplanin抗体をプローブとして用いた蛍光イメージングは特異性に優れるが、発現の弱い癌の検出感度が低い可能性が示唆された。一方,Velscopeなどの特殊光イメージング装置は皮内や舌腫瘍など粘膜表面に露出した腫瘍に対しては比較的高い感度が見られたが、Marginなどは必ずしも明瞭ではなく、癌特異性も高くはない傾向が見られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画の最終年度であるので、年度内に論文投稿できるように計画している。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの計画どうり進める予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
分担研究機関に於いて繰り越し金が発生したため。 平成26年度中に全て使用する。
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Research Products
(1 results)