2014 Fiscal Year Annual Research Report
マイクロRNAの発現解析を応用した口腔癌転移予測マーカーの確立
Project/Area Number |
24593039
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
吉濱 泰斗 昭和大学, 歯学部, 講師 (90335620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 誠二 昭和大学, 歯学部, 准教授 (10432634)
椋代 義樹 昭和大学, 歯学部, 助教 (50325099)
葭葉 清香 昭和大学, 歯学部, 助教 (60555358)
新谷 悟 昭和大学, 歯学部, 教授 (80294429) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 口腔癌 / miRNA / 転移 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度の実績 平成26年度は25年度において予定していた唾液、血清からの候補miRNAの同定、すなはち、候補miRNAが口腔癌の転移予測マーカーとなり得るかを検証するために、口腔癌患者より唾液・血清からRNAを抽出し、目的となるmiRNAをreal time PCR法を用いて定量する予定であったが、十分な量のmiRNAの抽出が困難であり、そのため原発巣、転移巣での発言量の比較ができなかった。また、12個の候補miRNAを遺伝子導入することによって、発現変化をうける標的候補遺伝子を同定する予定であったが候補となる12個のmiRNAを口腔扁平上皮癌細胞株にトランスフェクションし,トランスフェクションした口腔扁平上皮癌細胞よりRNAを抽出する。Reverse transcriptionしてcDNAを合成し遺伝子発現を解析したが、いずれも発現に有意な差は認められなかった。したがって候補遺伝子の同定もできなかった。
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