2014 Fiscal Year Annual Research Report
神経・摂食関連ペプチドが消化管運動と睡眠時ブラキシズムの発現と抑制に及ぼす影響
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24593102
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
永田 順子 宮崎大学, 医学部, 講師 (50264429)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 泉 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (10305823) [Withdrawn]
吉田 真穂 宮崎大学, 医学部, 医員 (10535785)
野村 かおり 宮崎大学, 医学部, 医員 (60626141)
松元 信弘 宮崎大学, 医学部, 助教 (70418838) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ブラキシズム / ホルモン / 自律神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、睡眠時ブラキシズムの発現と消化管や自律神経活動および血中ホルモン濃度との相互関連を調べ、ブラキシズムの発現に及ぼす影響を調べることを目的とした。 対象は、宮崎大学を受診したブラキシズム患者とブラキシズムの自覚のあるボランティア成人、およびプラキシズムのないボランティア成人である。 本年度は、昨年度に引き続き、臨床的診断基準からプラキシズム患者とブラキシズムがないボランティア成人を抽出して被験者とし、終夜睡眠ポリグラブ検査と消化管運動および咬筋筋電図の同期検査、および血液検査を行った。 ブラキシズム患者ではボランティア成人に比べて深睡眠の割合が小さく、浅睡眠の割合が大きく、リズムが不安定で,交感神経が優位で、それらが消化管活動にも影響を及ぼしていることが示された。特に著しいブラキシズム患者ではオキシトシンとコルチゾールの濃度が低いことが示された。
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Research Products
(5 results)