2014 Fiscal Year Annual Research Report
看護基礎教育におけるコミットメント能力の育成と評価法
Project/Area Number |
24593240
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
金城 祥教 名桜大学, 健康科学部, 教授 (00205056)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大城 凌子 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80461672)
金城 やす子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (90369546)
徳田 菊恵 名桜大学, 健康科学部, 助教 (90461673)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 参画力 / コミットメント能力 / 自己教育力 / SYMLOG分析 / 自己評価と他者評価 / 看護基礎教育 / 踏む留まる力 / 一歩踏み出す力 |
Outline of Annual Research Achievements |
4年生に成長エピソードについて自由記述によるアンケート調査を行った。以下のような回答があった。「高校生の頃より自分の気持ちを相手に伝えられるようになった。交友関係の輪が広がった」「自分の考えを相手に伝えるようになった。多くの人の意見をもらって、自分の考えに根拠を持つようになった」「人に自分の思っていることを話す方ではなく、実習を通して自分の感情を振り返り、他人に話す機会が増え、自分の感情に気づき、他人に話せるようになった。同時に自分の意見を持つようになった」「話し合うとき(グループ学習)で積極的に意見を言えるようになった。自分と反対の意見を持つ人の意見を尊重して、言葉をかけたり円滑に話し合いを進めることが出来るようになった」「グループワークや実習の中で、その場面における自分自身の役割を自覚しながら、行動できるようになった。人の前で意見を言う機会が増えた。ディスカッション能力が身についた」このような成長エピソードが語られた。これらの変化をとらえる指標として、小集団における対人関係能力の変化をグループダイナミックスの変化として見ることが可能であり、学生同士の自己評価―他者評価をもとにした360度評価)SYMLOG 分析で客観的にみることができる。これまで、コミットメント能力の評価指標としてU-D Dimensionの変化に注目していたが、今回の分析を通してP-NDimenshionの変化も活用できることが明らかとなり第34回日本看護科学学会学術集会にて報告した。さらに経産省の提唱している社会人基礎力との関連で検討すると「前に踏み出す力」「チームで働く力」に関連したコンピテンシーがコミットメント概念に該当することが推測された。今後、コンピテンシーモデルとの関連でコミットメント概念を検討していくことが課題として残された。
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Research Products
(3 results)