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2013 Fiscal Year Research-status Report

持続血糖モニタリングが糖尿病患者の療養生活に及ぼす影響と生活の質

Research Project

Project/Area Number 24593305
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

古賀 明美  佐賀大学, 医学部, 准教授 (00336140)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大田 明英  佐賀大学, 医学部, 教授 (40128129)
赤木 京子  佐賀大学, 医学部, 准教授 (20423981)
Keywords生活の質 / 持続血糖モニタリング
Research Abstract

【目的】持続血糖モニタリング(CGM)による治療介入が療養生活に及ぼす影響とQOLの関連について質的・量的の両側面から縦断的に調査することである。
【方法】CGMによる治療介入前と26週間後に、SEIQOL-DW、SF-36、DTSQによるQOLに関する調査、および病気関連要因、活動量(歩数)についての調査が完了した3名に、CGM治療介入前後の生活の変化について面接調査を行った。
【結果・考察】CGMによる治療介入前後の生活の変化として語られた内容は、”食事の内容に合わせてインスリン量が決められるようになった””孫が来ると血糖が100ぐらい上がることが分かるようになった””動いていると血糖が下がるので、前よりも動くようになった”などが語られた。それぞれの生活の中で血糖に影響してる要因を見出し、対策をとるようになっていた。ひとつの方法論を見出すまでに試行錯誤を繰り返し、HbA1cの数値が改善するまでに半年近い期間を要していた。しかしHbA1cの改善は、明らかに対象者のQOLを上昇することにつながっていたと思われた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究施設において、研究対象者である持続血糖測定(continuous glucose monitoring:CGM)による治療介入者が計画していた数よりも少ないため。

Strategy for Future Research Activity

研究対象者である持続血糖測定(continuous glucose monitoring:CGM)による治療介入者数の確保が必要である。十分な研究対象者を確保するために、連携研究者である医師と打ち合わせを進めている段階である。また、持続血糖測定による結果に対する対象者の生活行動の変化や認識の変化などを質的に分析することを強化していく予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

本年度は、研究施設において研究対象者である持続血糖測定(continuaus glucose monitoring:CGM)による治療介入者数が計画していた数よりも少なかった。そのため、調査に必要な経費が減ったため次年度使用額が生じた。
設備備品としてデータ解析用ノートパソコンの購入を予定していたが、データ収集の数が少なかったこともあり既存のパソコン1台で対応できた。本年度は、対象者数を確保するとともに解析のためのノートパソコンを購入予定である。また、質的な分析を進めていくために研究補助員を採用するための人件費が増える予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2013

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 個人の生活の質評価法(SEIQoL)を用いたインスリンを使用する糖尿病患者のQOLに関する研究2013

    • Author(s)
      永渕美樹、今福ひとみ、古賀明美、藤田君支
    • Organizer
      第8回日本糖尿病教育・看護学会学術集会
    • Place of Presentation
      横浜
    • Year and Date
      20130922-20130923
  • [Presentation] インスリン療法中の糖尿病患者が重要と捉えている生活領域~個人の生活の質評価法(SEIQoL)の調査より~2013

    • Author(s)
      永渕美樹、藤田君支、古賀明美
    • Organizer
      第7回日本慢性看護学会学術集会
    • Place of Presentation
      神戸
    • Year and Date
      20130629-20130630

URL: 

Published: 2015-05-28  

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