2015 Fiscal Year Annual Research Report
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24593328
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Research Institution | Takasaki University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
石田 順子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (10455008)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 和子 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (30586079)
神田 清子 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (40134291)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | がん患者と家族支援 / 患者家族関係 / 家族レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、がん体験者の力を引き出す家族員の支援尺度を開発し、がん患者とその家族が前向きに生活が送れるようにするための「がん患者と家族の生きいき支援モデルの開発」をすることである。 今年度は、「がん患者および家族の効果的な支援に関する研究」という題名で研究を遂行した。これは、がん患者とその家族に対し、患者には家族から受ける支援をどのように感じているのかを明らかにするためにインタビューを行う。患者が捉える家族支援を明らかにすることが目的である。快く感じる支援もあれば不快に感じる支援もある。またこんなことはいらないと思うこともあるだろう。また、その家族には、現在提供している支援とこれから提供したい支援また、患者から不快なころを言われた支援等あらゆる支援を明らかにするために研究を行っている。研究者の所属する大学の倫理委員会で承認を得た後に研究協力者の所属する施設の倫理委員会の承認を受け研究を開始したが、患者と家族を1組としてインタビューを行う予定でいるため、研究の詳細の説明を行った時点でお断りされることが多く、全くデータが取れない状況である。研究分担者と検討し、もう1施設、研究協力者の所属する病院の倫理委員会の承認を受け、研究を開始しているところである。現時点では、数組の対象者(がん患者とその家族)に研究依頼を行い、同意を得ているところである。 今後は同意の得られた患者およびその家族にインタビューガイドに基づき、非構造的面接を行い、インタビューした内容をそのまま逐語録に起こし、分析検討へと進めていく予定である。
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