2013 Fiscal Year Research-status Report
慢性腎臓病患者教育のための看護職学習システムの開発
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24593329
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Research Institution | Gunma Paz University |
Principal Investigator |
上星 浩子 群馬パース大学, 保健科学部, 准教授 (20389745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡 美智代 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (10312729)
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Keywords | 慢性腎臓病 / 患者教育 / 看護実践能力 / 看護職学習システム |
Research Abstract |
本研究の目的は,慢性腎臓病(以下CKD)患者教育における看護職者向けEASE(Encourage Autonomous Self-Enrichment Program)プログラム学習システムを開発することである. 平成25年度は、看護職学習システムを開発するにあたり、①文献検討、②CKD患者教育に必要な看護実践能力と学習内容について調査した。 また平成24年度の研究成果である「慢性腎臓病(CKD)患者教育における看護師の経験」は第33回日本看護科学学会学術集会に発表した。 「Competence of nurses in hemodialysis treatment」は、The 3ed Asian Nephrology Symposiumに発表した。 患者教育における看護師の経験やコンピテンシーから患者教育実践の困難や促進要因、学習ニード等が抽出されたため、それをもとに学習内容を洗練している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
患者教育における看護師の経験やコンピテンシーから患者教育実践の困難や促進要因、学習ニード、実践能力は抽出されたが、デルファイ法を行うための対象確保が困難であったため、研究が進まなかった。 平成26年度は対象を増やし、コンセンサスを得ながら学習内容を洗練していく。
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Strategy for Future Research Activity |
看護職学習システム開発のための学習内容の洗練化と学習方法について検討する。 デルファイ法の対象者の確保は、学会等を通じて依頼していく。 学習内容は、コンセンサスを得た内容を中心にCKD患者教育に関する基本的知識、技術、EASEプログラムの構成する学習理論や方法および教育目標を達成するために必要な態度等も含め検討していく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
コンセサスメソッドであるデルファイ法のための対象確保ができなかったことにより、デルファイ法のための郵送費や会議費、またデータ入力のためのパソコン機器等の購入ができなかった。 コンセサスメソッドであるデルファイ法のための郵送費、通信費、専門的知識の提供のための研修費や書籍、翻訳料、昨年度購入できなかったデータ入力のためのパソコン機器に使用する予定である。 また研究成果を発表するための学術集会への参加、旅費等に企てる予定である。
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Research Products
(8 results)