2013 Fiscal Year Research-status Report
膠原病・リウマチ性疾患患者の看護支援プログラム作成と効果の検証
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24593332
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
青木 きよ子 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50212361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高谷 真由美 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (30269378)
樋野 恵子 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 助教 (30550892)
長瀬 雅子 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90338765)
桑江 久美子 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 助教 (50635167)
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Keywords | 慢性疾患患者 / 膠原病・リウマチ性疾患患者 / セルフケア指導 / 症状マネージメント / 心理的安然 / 看護介入 / 協同的パートナーシップ / 評価 |
Research Abstract |
本研究の目的は、慢性病の中でも難病指定の多い、膠原病およびリウマチ性疾患患者が病の軌跡を予想でき、パワーレスに陥ることなくセルフケア能力を保ち、QOLが維持される看護支援方法を検討することである。 平成25年度は、24年度に不足した慢性疾患専門看護師および、リウマチケア看護師の面接調査を3名に追加面接を実施した。これらの、面接結果を、症状マネージメント、心理的安寧、生活の再構築、セルフケア支援の視点から分析を行っている。その中から、患者は、家族・医療従事者との関係調整において自分のことについて「言いづらさ」を感じており、さまざまな療養上の困難に遭遇している。そのため、症状のコントロールができて、さまざまな困難に対処し寛解状態を維持するセルフケアを支援には、家族・医療従事者との関係調整が円滑にできるかどうかが重要となることがが明らかとなった。 そこで支援方法としては、患者が、困難と向き合い、質の高い生活を維持するうえで、患者・看護師が協同的パートーシップに基づき、お互いが目標を共有し、尊重しあえるかかわりが有効であると予測された。 26年度には、患者と看護者がにおける協同的パートナーシップに基づき複数の事例で看護介入を行い、患者の、症状コントロール、心理的安寧、生活の再構築、セルフケア支援にどのように効果があるかの有効性を検証する予定である。看護介入に必要な所属大学の研究等倫理委員会の審査を承認を得た。さらに、患者が治療を受ける病院の倫理委員会の倫理申請を準備している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成25年度は、24年度に不足した慢性疾患専門看護師および、リウマチケア看護師の面接調査を3名に追加面接を実施した。これらの、面接結果を、症状マネージメント、心理的安寧、生活の再構築、セルフケア支援の視点から分析を行っている。 平成25年度の目標であった、支援方法の検討では、平成26年度の実施に向けて、患者と看護者がにおける協同的パートナーシップに基づき複数事例に看護介入を行う予定で、所属大学の研究等倫理委員会の審査を承認を得た。さらに、患者が治療を受ける病院の倫理委員会の倫理申請を準備している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、面接データの分析を終了させ、これらを、国内外の学会で発表する。 また、平成26年度には、患者と看護者における協同的パートナーシップに基づき複数の事例で看護介入を行い、症状コントロール、心理的安寧、生活の再構築、セルフケア支援にどのように効果があるかの有効性を検証する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度に、面接調査結果の質的分析を終了する予定であったが、現在、分析中である。質的分析用ソフトを用いた分析行うために、今後、質的分析用ソフトを購入予定である ①26年度は、協同的パートナーシップ理論をもとに、看護介入を行い、その効果を心理社会的指標、生理学的指標を用いて有効性を検討する。生理学的分析には、ダートフィッシュ・ソフトウェアを使用し分析する。また、患者のセルフケア支援方法を考えるうえで、5th International Nurse Education Conference.Netherlandds.に参加を予定している。 ②これらで得られた一連の研究成果を、18th East Asia Forum of nursing Scholars (EAFONS)(Taiwan)で発表を予定している。
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Research Products
(9 results)