2014 Fiscal Year Annual Research Report
乳児期早期の睡眠発達と泣き、その相互関係と将来の発達障害への連鎖について
Project/Area Number |
24593352
|
Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
篠原 ひとみ 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80319996)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
兒玉 英也 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30195747)
吉田 倫子 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30463805)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | 乳児 / 睡眠構造 / アクチグラフ / ワンチャンネル脳波計 / 育児環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
児の睡眠発達と泣きとの相互関係を明確にし、乳児期早期の発達障害との連鎖について明らかにすることを目的とした。正常経過の乳児を対象に生後14-15週、18-19週の時点で夜間睡眠時の脳波を、ポータブル1チャンネル脳波測定機器を用いて2晩記録した。また同時期にアクチグラフの装着と母親に睡眠記録を記録してもらった。平成25年度のデータ収集から継続してデータを収集し、34児から136夜のデータ収集を行った。6時間以上持続した睡眠脳波の得られないデータやアクチグラフのセンサー不備などで不完全だったデータを除外し、27児、95夜を解析の対象とした。そのデータを基に論文作成を行い、学会誌に投稿した。 児のその後の発達との関係については、発達尺度を用いて調査を行い、データ収集は終了しているが、まだ分析が不十分である。今後はその結果をもとに睡眠と発達との関係についての論文作成を考えている。
|
Research Products
(1 results)