2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24593367
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
穴井 孝信 大分大学, 医学部, 教授 (00202648)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 史子 大分大学, 医学部, 准教授 (10315195)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 分娩所要時間 / 分娩第1期 / 分娩第2期 |
Outline of Annual Research Achievements |
正常妊娠・分娩における分娩所要時間、分娩第1期、分娩第2期を約30年前の1980年代(昭和59年―昭和61年)、2000年代(平成14年―平成16年)、最近10年間(平成17年―平成26年)で比較した。対象妊婦は1980年代(初産婦223人、経産婦241人)、2000年代(初産婦172人、経産婦195人)、最近10年間(初産婦412人、経産婦350人)の初産婦807人、経産婦786人の計1593人を対象にした。 初産婦は、昭和59年―昭和61年において分娩所要時間:平均14時間17分、中央値12時間12分、分娩第1期:平均13時間18分、中央値11時間40分、分娩第2期:平均53分、中央値40分であった。平成14年―平成16年において分娩所要時間:平均11時間02分、中央値8時間40分、分娩第1期:平均9時間27分、中央値7時間22分、分娩第2期:平均1時間22分、中央値1時間06分であった。平成17年―平成26年において分娩所要時間:平均9時間29分、中央値7時間33分、分娩第1期:平均8時間48分、中央値6時間55分、分娩第2期:平均38分、中央値27分であった。 経産婦は昭和59年―昭和61年において分娩所要時間:平均6時間41分、中央値5時間52分、分娩第1期:平均6時間18分、中央値5時間35分、分娩第2期:平均17分、中央値13分であった。平成14年―平成16年において分娩所要時間:平均5時間51分、中央値5時間27分、分娩第1期:平均5時間09分、中央値4時間30分、分娩第2期:平均35分、中央値22分であった。平成17年―平成26年において分娩所要時間:平均5時間47分、中央値4時間53分、分娩第1期:平均5時間24分、中央値4時間25分、分娩第2期:平均17分、中央値12分であった。 分娩所要時間は30年と比較し初産婦、経産婦とも明らかに短縮している。
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