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2012 Fiscal Year Research-status Report

難治性うつ病患者家族への複合家族心理教育の効果~RCTを用いた研究~

Research Project

Project/Area Number 24593499
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

香月 富士日  名古屋市立大学, 看護学部, 准教授 (30361893)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹内 浩  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20315881)
渡辺 範雄  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20464563)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywords家族心理教育 / うつ病 / グループセラピー / RCT
Research Abstract

本研究では、RCTの研究デザインを用い、難治性うつ病患者の家族へ複合家族心理教育を行うことで、それを行わない家族と比較して、家族の心理社会的負担が軽減するかどうかを検証することを目的としている。また、家族の負担が軽減することで、患者の精神症状、生活の質が改善するかどうかも合わせて検証するものである。
無作為割り付けにて介入群に割り付けられた場合の介入は、4回の家族心理教育セッションを行っている。内容は、1回目:疾患について(医師または看護師)、 2回目:治療について(医師または薬剤師) 3回目:社会資源について(医師または精神保健福祉士) 4回目:ご家族の接し方について(看護師)の各30分の情報提供とその後に90分の問題解決技法を取り入れ、参加家族のエンパワメントを目的としたグループセラピーを行っている。情報提供は、テキストを作成し、それを解説する形で行っている。グループセッションの実施者は、医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士3~4名である。
本研究の目標症例数は60例である。現在(平成25年4月28日)20例がリクルートされており、そのうち17例は割り付けと介入が終了している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

目標症例数は60例である。現在(平成25年4月28日)20例がリクルートされており、そのうち17例は介入が終了している。現在目標の3分の1程度リクルート状況であり、順調とは言えない。
理由としては、患者と家族の双方に研究参加の同意をいただくことのハードルが高いことがあげられる。またRCTであるため、参加者は割り付けられるまでどちらのグループになるかわからないので、先の計画が立ちにくいことがあると考えられる。

Strategy for Future Research Activity

今後はリクルート方法の工夫、フィールドの拡大など適宜対策を講じていく必要がある。フィールドの拡大については、現在名古屋市立大学病院のみで行っているが、すでに近隣の民間病院やクリニックでも行えるように現在交渉が終了し準備中である。
リクルートについては、ポスターを院内に貼るなどの工夫をする。また、昨年度までは平日のみの開催であったが、今年度は土曜日開催を計画している。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

昨年度と同様に研究参加者への謝金、患者リクルートのためにアルバイトを雇うための謝金などに使用する。また、データ入力と管理を行うために使用する。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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