2015 Fiscal Year Research-status Report
難治性うつ病患者家族への複合家族心理教育の効果~RCTを用いた研究~
Project/Area Number |
24593499
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
香月 富士日 名古屋市立大学, 看護学部, 教授 (30361893)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 浩 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20315881)
渡辺 範雄 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20464563)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 家族心理教育 / うつ病 / グループセラピー / RCT |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、RCTの研究デザインを用いて、難治性うつ病患者の家族に対して家族心理教育を行うことで、行わない群と比較して、家族の心理社会的負担が軽減するか検証することを目的とした研究である。 平成24年10月からリクルートを開始し、現在(平成28年4月)、54例のリクルートが完了し、リクルートはすでに終了した。現在、フォローアップ中で、最終的には、今年度9月にデータがそろう予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
遅れている理由としては、患者リクルートの難しさが挙げられる。適格基準に合う患者数が少ないことと、患者、家族双方から同意を取らなければならないことで、リクルートがなかなか進まなかった。 しかし、リクルートも終了し、今年度9月にはデータもそろう予定であるため、順次解析を進めていく予定である。
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度9月にデータがそろい次第、データ入力、解析を行い、論文作成に取り掛かる予定である。
|
Causes of Carryover |
研究対象者リクルートがやや遅れていたため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
残り数名の対象者への謝金と、データ入力費のために使用する予定である。
|