2013 Fiscal Year Research-status Report
頭部IVR用患者両眼被曝低減コリメーターの開発と白内障防止効果の基礎的臨床的検討
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24601018
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Research Institution | Okinaka Memorial Institute for Medical Research |
Principal Investigator |
松丸 祐司 公益財団法人冲中記念成人病研究所, その他部局等, 研究員 (70323300)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
盛武 敬 産業医科大学, 付置研究所, 准教授 (50450432)
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Keywords | medical irradiation / endovascular treatment / cataracta |
Research Abstract |
1. 既存の血管造影装置に後付け可能な軽量小型のX線遮蔽装置の制作:試作した装置を本体への取り付けを行い、その問題点を検討した。またその状態で遮蔽板の操作を行い、実用上の問題点を検討した。 2. 眼球被ばく線量の検証:引き続き虎の門病院における脳血管内治療での眼球被ばくを測定し、外来にて被ばくによる障害発生を追跡した。 3. 研究推進会議の開催:虎の門病院において、研究代表者、研究分断者および防護装置作成、被ばく測定、データベース作成の関係者が、2回にわたる会議を行い、現状の報告と今後の方針を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
X線遮蔽装置に関しては、本体に装着しファントムによる実験を行う前段階まで到達している。 被ばく測定に関しては順調に件数を増やしており、今後の長期的に経過観察をする予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
改良したX線遮蔽装置を本体に装着し、ファントムによる実験を行う。 患者被ばくの測定は継続し、患者の追跡により、脱毛、皮膚障害、白内障の発症を記録する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
予定していた旅費および消耗品購入が先送りとなったため。 会議出席の旅費および消耗品に使用する予定である。
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Research Products
(8 results)
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[Presentation] The most effective method of estimating real-time maximum entrance skin dose during neurointerventional procedures2014
Author(s)
Kawauchi S, Moritake T, Hayakawa M, Hamada Y, Yoda S, Sakuma H, Tano M, Koguchi Y, Miyamoto Y, Akahane K, Matsumaru Y
Organizer
第69回日本放射線技術学会総会学術大会
Place of Presentation
横浜
Year and Date
20140411-20140414
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