2012 Fiscal Year Research-status Report
奥能登珠洲の「キリコ祭り」を事例とした祭礼景観の観光戦略手法の構築
Project/Area Number |
24611034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Ishikawa National College of Technology |
Principal Investigator |
熊澤 栄二 石川工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (30321425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 美緒 金沢大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (00579196)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | キリコ祭り / 祭礼景観 / 観光学 / 奥能登珠洲 |
Research Abstract |
研究概要:ヒアリング調査(I)の実施、アンケート調査(II)の企画とスケジュール化と実施。 1.観光資源化研究:里山環境の動態調査:調査対象地区:2地域の調査を実施 4月~5月:公民館長を通してヒアリング調査地域の調整/12月~2月:2地区でヒアリングを実施 2.祭礼状況の実態調査(7月~11月):実施時期の予定が立たず平成24年度は実施を見送った。 3.文化伝承の実態調査(4月以降随時):珠洲市企画財政課・教育委員会の協力によりアンケート/ワークショップの企画およびスケジュールを決定した。また直地区および飯田地区についてはアンケートおよびワークショップを実施した。併せてネットアンケートを実施し、能登における観光需要等について調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成24年度は、珠洲市内全小中学校単位で祭礼継承に関するアンケートを実施し、その結果を「奥能登珠洲の小・中学生の祭礼に対する意識とその地域差に関する研究」としてまとめ日本造園学会に申請を行ったが、残念ながら不採用となった。今後、データを再検討し、再起を図りたい(平成25年度申請予定)。 平成24年度は、2地区でのヒアリングおよびアンケート調査を行い、キリコ本体についても調査段取りを祭礼責任者とともに検討を行った。キリコの3D化およびwebページでの公開情報の検討は終了している。
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Strategy for Future Research Activity |
祭礼調査については、平成24年度、日程調整がつかず断念したが、平成25年度には前年度の調査予定地も含めて調査対象地域をカバーして行く予定である。 併せて、平成25年度は、不採択となった論文についてデータを精査し、再度申請に向けて準備を進めると同時に、キリコの3D化および祭礼調査を順次実施していく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究概要:平成25年度の調査状況を踏まえて適宜補足調査を实施する。平成25年度までに確定した観光資源を評価する研究を開始する。また珠洲市と観光戦略について検討を開始する。研究結果について学会への論文投稿準備を開始する。 1.補足調査観(里山環境の動態調査(a関連)/祭礼状況の实態調査(7月~11月)) 2.文化伝承の実態調査(4月以降随時) 珠洲市企画財政課・教育委員会の協力によりワークショップのスケジュールを決定し实施。 3. 観光資源評価手法の開発(4月以降随時) 平成26年度までの観光資源調査を基に観光資源評価を实施し、その結果を踏まえて珠洲市と今後の観光戦略について協議を開始する。
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