2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24616015
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
谷 俊子 東海大学, 教育研究所, 助教 (50592862)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中谷 常二 近畿大学, 経営学部, 教授 (70398501) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ケアの倫理 / 雇用 / ワーク・ライフ・バランス / ハラスメント / キャリア教育 / ダイバーシティ / 企業倫理 / 人的資源管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
26年度:(1)論文「日本企業における従業員処遇-ケアの倫理による考察」は、社会的意義を有し、博士学位論文に値すると評価・認定。(2)3年間の研究内容を総括し単著出版決定。(3)学会等発表を計3回実施。(4)授業「技術者倫理」を実施(26年度~)。技術者としての責任、従業員のケアされる権利もふまえて教育。(5)授業「人権と企業社会」の実施(25年度~継続)。ケアの倫理に基づいた独自の視点を織り込んだ。(6)上記授業の論文を東海大学研究論文集に発表。(7)授業「成し遂げ力」を実施。(24年度~)。企業調査をふまえ、企業の求める人材として必要な力について講義。 (8)研究内容を反映した大学内へのハラスメント防止のための取組み、講座の実施(24年度~継続)。(9)東海大医療技術短大で「看護と関係法規」の授業担当を決定(27年~)。看護におけるケアの倫理と雇用を講義する。(10)JSTのサイトを活用し、定期的に研究報告および文献紹介(24年度~継続)。 25年度:(1)研究会の実施。3大学の研究者とブラック企業等について討議検討。(2)前年度報告書「雇用におけるケアの倫理の基礎的研究」の内容を報告し、研究者、企業人と意見交換を実施。 (3)論文「日本企業における従業員処遇」を博論として提出。(4)ケア研究者との分野を超えた交流として、医学・心理学系の研究者との研究会を実施。 24年度:(1)『ビジネス倫理学読本』を発刊。9章「ケアの倫理とビジネス倫理」を執筆。(2)経営倫理学会で「ハラスメント防止活動における倫理的規範と課題」を発表。 (3)人材育成学会で「育児休業制度を利用する従業員への支援の実態」を発表。(4)調査報告書「雇用におけるケアの倫理の基礎的研究 家庭役割を担う女性への支援」を完成。企業従業員、本テーマに興味を持つ希望者に送付、報告。(5)日本経営学会誌に論文「ハラスメント課題の新たな傾向と解決するための倫理的規範」を掲載。
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