2012 Fiscal Year Annual Research Report
フェアネス理論に基づく高度中継ルータによるネットワーク資源制御
Project/Area Number |
24650030
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
KOEPPEN MARIO 九州工業大学, ネットワークデザイン研究センター, 教授 (90525065)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | fairness / network design / meta-heuristics |
Research Abstract |
ネットワーク制御およびネットワークフェアネスの設計について,一般的なアプローチの観点から,ネットワークモデルに関する検討,インテリジェントルータの概念設計およびプロトコルの考察,インテリジェントルータの制御に関する検討,ネットワークフェアネスの数学的考察を行った.また,メタヒューリスティクス手法の開発について,ネットワークフェアネス関係に基づくメタヒューリスティクス手法の開発,進化的計算手法における考察,計算論的効率の検討を行った.さらに,ワイヤレスチャンネルアロケーション問題についてオープンアクセス可能なベンチマークテストによって,提案手法の有効性を検証した.これにより,パラボリックフェアネスのためのメタヒューリスティクスアルゴリズムについて,ネットワークシミュレータを用いた実験環境において実験的なプロトタイプを設計できた.
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