2013 Fiscal Year Annual Research Report
表情・行動トレーニングによるサービスマインドコンピューティングの研究
Project/Area Number |
24650096
|
Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
角 薫 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (20332752)
|
Keywords | 表情トレーニング / 行動トレーニング / サービスマインドコンピューティング |
Research Abstract |
本研究では,日本伝承文化とも言える日本独自のきめ細かい接客のノウハウの輸出・ビジネス化を目的として,システムを通じて教育トレーニングを行うことで,日本の若い世代や外国の人々に対しても,サービスのノウハウの蓄積・伝承・普及をすることができるサービスマインドコンピューティングの研究を行う.海外諸国と比較して,日本のきめ細やかな接客の応対には目を見張るものがあり,世界に誇れるサービスと言える.それは,顧客一人一人を思いやった気持ちが態度となり,顧客に対する行動・表情・言葉に結びついており,長年に渡って日本に引き継がれてきた伝承文化である. 本研究は,日本伝承文化とも言える日本独自のきめ細かい接客のノウハウの輸出・ビジネス化を目的として,システムを通じて教育トレーニングを行うことで,日本の若い世代や外国の人々に対しても,サービスのノウハウの蓄積・伝承・普及をすることができるサービスマインドコンピューティングの研究を行う.バーチャルエージェントを利用したサービスマインドの伝承システムを開発する.これまでの説得技術の実験の研究成果,および専門家の具体的なノウハウをシステムに蓄積しシナリオを作成し,ユーザの表情およびジェスチャ・行動をセンシングすることでユーザのサービスマインドを評価・教育するサービスマインドトレーニングシステムを通してサービスマインドコンピューティングの技術を開発した. 初年度はEEGを用いることによりトレーニングを受けるユーザの表情を認識,音声認識を用いることにより発した言葉の認識しサービスマインドトレーニングのシステムを開発し検証した.次年度はKinectを用いることによりジェスチャを認識するシステムを追加したシステムを開発し検証した.
|