2013 Fiscal Year Annual Research Report
内的成長や心理的課題解決による競技力向上の心理的機序
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24650380
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
中込 四郎 筑波大学, 体育系, 教授 (40113675)
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| Keywords | アスリート / メンタルトレーニング / 内的成長 / 心理療法 / 内界探索 / 事例研究 |
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| Research Abstract |
本研究計画では、アスリートの内的成長や心理的課題解決を主要な作業とするメンタルトレーニングの効果機序を明らかにすることを目的に、以下の下位課題に取り組んだ。
（１）内界探索型メンタルトレーニングプログラムの効果機序：昨年度に引き続き、独自の内界探索型メンタルトレーニングプログラムに基づき、学内の学生を対象として、メンタルトレーニング講習会（週１回・10週間・各２時間）を開催し、各種心理テスト、参加者のトレーニング日誌、内省報告等を分析資料として、有効性を検討した。特に今年度は、参加者のフォローアップを行い、その後の競技現場への「般化の程度」と講習会期間中の取り組み状況との関連性について分析を広めた。
（２）チームスポーツへのグループ箱庭の適用：２カ年にわたり、ある女子チームスポーツ団体にグループ箱庭を継続的に適用し、チーム内でのグループダイナミクスの変化について、箱庭作品の変容、参加者の取り組み状況、内省報告、そして現場コーチの評価等を中心に分析、検討した。
（３）心理療法事例の分析：研究代表者が担当した終結事例の面接記録を分析、検討した。特に、４年半の長期（140セッション）にわたって継続された、クライエントの夢を中心に内的変化を捉え、パフォーマンスレベルでの変化との同期について明らかにした。また、来談時のパフォーマンスの滞り（主訴）における内的体験について、描画作品（風景構成法）を分析資料として明らかにした。
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Research Products
(7 results)
