2012 Fiscal Year Research-status Report
陸上競技のフィードバック形成による走動作コーチングシステムの研究
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24650402
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Research Institution | Tokuyama University |
Principal Investigator |
村上 雅俊 徳山大学, 経済学部, 准教授 (50442398)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 雅裕 徳山大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20520323)
小川 剛司 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (70451698)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | スポーツ科学 / メディア工学 |
Research Abstract |
較正マーカーを用いない画像解析システムを開発するために,H24年度はそのプログラム開発とバイオメカニクス的手法を用いた動作解析実験を実施した. つまり,同一試技を高速度ビデオカメラと通常のビデオカメラ(タブレットPCと同等性能)で撮影した画像から一方はバイオメカニクス的手法で力学的データを算出し,一方は開発中のプログラムで解析するためのプログラム作成を実施した. それらの予備実験として,トレッドミル上の仮想走行状態から酸素摂取量および力学的パラメータを算出した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
タブレットPCを用いたロバスト性の高い映像から,学術的に確立された運動解析データを算出するプログラムとの整合性を検証する段階にまで進んでいる.
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Strategy for Future Research Activity |
バイオメカニクス的データの算出には相当な労力を必要とするため,開発したプログラムとの算出結果の検証は容易ではないが,開発したプログラムの信頼性を確保するためにも,できるだけ多くの運動状況下において双方の算出結果の整合性を確保するよう努める予定である.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
開発されたプログラムやその検証結果を行うための運動状況を多く設定するために,タブレットPCなどの物品やそれら検証結果を公開するために学会参加費を主な使用目的として計上する予定である.
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