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2013 Fiscal Year Annual Research Report

陸上競技のフィードバック形成による走動作コーチングシステムの研究

Research Project

Project/Area Number 24650402
Research InstitutionTokuyama University

Principal Investigator

村上 雅俊  徳山大学, 経済学部, 准教授 (50442398)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 酒井 雅裕  徳山大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20520323)
小川 剛司  大阪教育大学, 教育学部, 講師 (70451698)
Keywords陸上競技 / メディア工学
Research Abstract

スポーツバイオメカニクス領域における画像処理は、主に較正マーカーを基にして空間内の座標を算出する。また、その座標算出に係る作業は容易ではないため、これまでスポーツ活動現場において、即時的な科学的データを基にした選手へのコーチングは困難を極めていた。したがって、選手やコーチが実施したパフォーマンスへの客観的な評価が即時的に得られることは、コーチングの精度を飛躍的に向上させる可能性を秘め、また、選手は主観的評価と客観的評価の違いを明確にし、修正することが可能となるため、パフォーマンス向上が高い確立で期待できるものとなると考えられる。
そこで本研究では、普及率の高いスマートフォンを利用し、スポーツバイオメカニクス的手法で得られたデータと較正マーカーを必要としない新システムによって得られたデータとの比較・検証を行い、コーチング現場における即時的フィードバックシステムの開発の可能性を検討した。開発に伴って対象としたスポーツは、陸上競技の短距離走とした。被験者は大学女子短距離選手7名とし、全力疾走に近い状態での疾走動作を高速度ビデオカメラとスマートフォンを用いて撮影した(同一試技)。モバイルアプリケーションは疾走動作の画像理解アルゴリズムによる動作解析をベースとし、モバイルデバイスの方向センサデータをもとに試技者との距離と速度を概算し比較した。その結果、アプリケーション上のアルゴリズムによる算出誤差は数パーセント以内に収まり、アプリケーションによる単純走動作の解析目的を概ね達成した。今後はコーチングのためのユーザインターフェイスを強化して、コーチングアプリケーションの練度を高めることを目標に研究を継続したい。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Presentation] 注目されるメディア技術とイノベーションの可能性2014

    • Author(s)
      酒井 雅裕
    • Organizer
      日本情報経営学会関西支部
    • Place of Presentation
      大阪市立大学
    • Year and Date
      20140419-20140419
    • Invited

URL: 

Published: 2015-05-28  

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