2013 Fiscal Year Research-status Report
上肢・下肢同時力発揮動作における神経‐筋系による相互作用制御メカニズムの解明
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24650408
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
山内 潤一郎 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (70552321)
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Keywords | 筋生理学 |
Research Abstract |
日常生活では上肢と下肢の動作が同時にあるいは連動的に実施されることが多いが、その相互作用の関係については未だに不明な点が多い。このように各肢の筋で生じる力エネルギーがどのように四肢間で伝達・利用されているかを明らかにすることはヒトの動作を理解する上で大変重要である。本研究では、上肢の力発揮がどのようなメカニズムで下肢力発揮動作の筋機能と身体パフォーマンス能力に影響を与えているかを明らかにすることを目的とした。普段意識的に行う動作は、随意的な神経-筋活動によって遂行されている。そこで、上肢の力発揮動作が下肢の力発揮動作に及ぼす影響を「力」、「速度」「パワー」の力学要素から定量的に評価する方法を開発し、四肢間を力制御について検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ解析とその後の論文化に多少時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き上肢の力発揮動作が下肢力発揮に及ぼす影響の定量的な解析をすすめ、上肢と下肢の同時力発揮動作時の複合関節動作における筋機能と筋の形態的適応を検討していく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
効率的な予算執行で研究を進められたため残金が発生した。 今年度も力発揮中の筋活動レベルでは多くの筋の測定を予定しており、そのための筋電図用電極は必要不可欠である。筋電図用電極は衛生上や測定精度の関係からも再利用できず、多くの量の消耗が予想される。また、これまでの研究成果の発表に必要な経費として使用することを予定している。
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Research Products
(10 results)