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2013 Fiscal Year Annual Research Report

連続・非線形に進行するプレゼンテーション環境の実装と評価

Research Project

Project/Area Number 24650545
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

梅津 信幸  茨城大学, 工学部, 講師 (30312771)

Keywords非線形プレゼンテーション / 授業支援 / 教材スライド / 教育工学
Research Abstract

授業における理解度向上のため、学生の反応・理解度に応じ進行を柔軟に変更できる「連続的かつ 非線型」なプレゼンテーション 環境を開発することを目的とし、初年度に開発したテキストと画像のみを表示するプレゼンテーションシステムの基礎部分を土台として、H25年度はさらにシステムの改良を行なった。対象となった講義は1年生向けにコンピュータ基礎を教える専門科目である。作成したプレゼンテーションシステムを用いた少人数の被験者実験および授業時アンケートから、下記の結果が得られた。授業や説明の進行に沿った画面遷移の手法として、従来のスライド(ページ)単位の切り替えや、キャンバスプレゼンテーション手法における極端な拡大縮小よりも、本研究が提案するシンプルな上下方向のスクロールの方が受け入れられやすいことが判明した。特に、従来のスライド型ではスライド切り替えの瞬間にノート筆記などで画面を見ていない場合に理解が途切れやすいという問題点があり、本研究の連続的な遷移手法ではそうした事態が発生しにくいことがわかった。得られた成果についてはまず映像情報メディア学会(冬季大会)にて研究発表を行なった。その後は条件を追加した実験を行った結果をまとめた論文を準備中である。
提案手法は被験者アンケートにより、従来のスライドを用いたプレゼンテーションよりも高い評価を得た。本研究の実施により、従来型のスライド(ページ)の概念にとらわれない、話題の進行に合わせて随時画面がスクロールしながら追随する新しいプレゼンテーション手法が実現された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 連続・非線形に進行するプレゼンテーションシステム2013

    • Author(s)
      梅津信幸
    • Organizer
      映像情報メディア学会冬季大会
    • Place of Presentation
      芝浦工業大学
    • Year and Date
      20131218-20131218

URL: 

Published: 2015-05-28  

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