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2012 Fiscal Year Research-status Report

クローズテストにおける弁別力の高い問題項目及び錯乱肢作成の指針に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24652125
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Research InstitutionHiroshima City University

Principal Investigator

渡辺 智恵  広島市立大学, 国際学部, 准教授 (80275396)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青木 信之  広島市立大学, 国際学部, 教授 (80202472)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordsクローズテスト / 英語教育 / 錯乱肢 / 弁別力
Research Abstract

研究初年度である平成23年度においては、まず、本研究のために説明文や物語文を含んだ20の英文の選定を行った。次に、rational方式で空所(テスト項目)の設定を行うとともに、各項目に対して、語彙の難易度(内容語の場合)、解答するのに一つ以上の情報を必要とするか否かといった情報量の違い、解答に必要な情報が項目のすぐ前後に存在するか否か、また同一文内に存在するか否かといった当該項目と必要な情報との距離、またその項目はそれより前にでてきた情報のみで解答できるか(前方参照)か、その項目以降の情報を必要とするか(後方参照)といった情報の位置等から属性を定めた。また錯乱肢についても、正解との関係において意味的に置き換え可能か否か、形式的に置き換え可能か否か、また正解との類似性(同意語、反意語、関係性無し)といった観点から属性を設定した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初の計画では、平成23年度には、上記作業に加えて、本研究の研究者らが独自に開発した英語eラーニング学習システムの学習管理システム(LMS)を本研究用に改良し、学習者が選んだ選択肢や解答にかかった時間を記録できるようにする予定であった。しかし、上記作業に予想以上に時間を要したため、学習管理システムの改良にまで進むことができなかった。

Strategy for Future Research Activity

まず、平成24年度前期においては、昨年度に実施することができなかった英語eラーニング学習システムの学習管理システム(LMS)を本研究用に改良に着手する。その上で、英語eラーニング学習システムを利用した英語授業「CALL英語集中」において、前述のように作成した4択方式のクローズ問題を配信しデータを収集する。1英文に平均20個の項目のクローズを約400名の学生に実施するので、その解答量は20英文×20項目×400名ということで約16,000の反応データを入手する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

平成24年度における研究費は、主に以下の目的に使用する予定である:
eラーニングプログラム改良委託費(クローズテストの各空所を埋めるのに学習者が費やした時間が測定できるよう、eラーニングプログラムを改良する必要があり、そのための経費)、ネイティブスピーカーへの謝金(クローズテストの錯乱肢を作成する際、英語として適切かどうかの判断のため英語ネイティブスピーカーの校閲・アドバイスを得るための謝金)、データ収集・整理補助者への謝金(本研究の研究対象となる被験者は各年400名以上であり、LMSに収集される実験データも膨大なものとなるため、その整理や収集の補助にかかる謝金)、海外旅費(eラーニングを活用した外国語教育に関する国際学会(EuroCALL)での成果発表を予定しており、そのための海外旅費)

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Published: 2014-07-24  

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