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2015 Fiscal Year Annual Research Report

ほめ・叱り行為の効果:行為者の動機づけに及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 24653185
Research InstitutionDoshisha University

Principal Investigator

田中 あゆみ  同志社大学, 心理学部, 教授 (00373085)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywordsほめ / 達成目標 / 暗黙の知能観 / 内発的動機づけ
Outline of Annual Research Achievements

平成27年度は,ほめ行為に焦点をあてた3つの質問紙調査と3つの実験を実施し,行為者の動機づけとの関連を検討した。なお,ほめに関する調査や実験から重要な成果が得られたことから,叱りに関する調査や実験を展開せず,ほめの研究に絞って追試を実施する方向に研究計画を変更した。本年度の成果は以下のとおりである。
第一に,合計673名を対象とした3つの質問紙調査の結果より,ほめられる状況との比較のもとでの,ほめる行為やほめを行う状況の実態や機能が明らかとなり,また,これまでにほめられることについて明らかにされてきた暗黙の知能観や達成目標といった動機づけ要因との関連が,ほめを行うことについても同様に見られることがわかった。この結果は平成28年11月の関西心理学会で第128会大会などで発表予定である。なお研究実施計画に記した個人内の分析を目的とした質問紙調査の実施については,平成28年度6月に追跡調査を予定している。
第二に,合計223名を対象とした3つの実験の結果,これまでにほめられることについて示されてきた,ほめられ方の違いによる内発的動機づけへの異なる影響が,ほめを行う立場になった場合でも一部の指標について同様にみとめられることが明らかとなった。この結果は平成27年11月に日本子育て学会第7回にて発表され,さらに平成28年7月に開催される第31回国際心理学会議にて発表することが確定している。

  • Research Products

    (2 results)

All 2016 2015

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] Effect of praise on praiser2016

    • Author(s)
      Kyosuke Kakinuma & Ayumi Tanaka
    • Organizer
      International Congress of Psychology 2016
    • Place of Presentation
      PACIFICO Yokohama
    • Year and Date
      2016-07-25 – 2016-07-25
  • [Presentation] ほめ行為が行為者の動機づけに及ぼす効果:ほめ方の違いによる影響はあるのか2015

    • Author(s)
      田中あゆみ・柿沼享祐・西口史香・園田琴絵・田尻春陽
    • Organizer
      日本子育て学会第7回大会
    • Place of Presentation
      甲南女子大学
    • Year and Date
      2015-11-28 – 2015-11-28

URL: 

Published: 2017-01-06  

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