2013 Fiscal Year Annual Research Report
GHz音速法とブリリュアン散乱法の併用によるマントル鉱物のその場弾性測定
Project/Area Number |
24654146
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
米田 明 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (10262841)
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Keywords | GHz音速法 / ビュリリュアン散乱 / DAC / マントル |
Research Abstract |
DACにZnO圧電素子をスパッタリングで付着させ、GHz音速法を展開できる目途を2年間の期間で達成できた。具体的データの取得は今後の課題である。 本年度は、1GHz近辺の周波数を4GHz近辺に向上させるための布石、ZnO圧電素子に同軸ケーブルを接触させる手順の合理化、音速データの精度評価などを行った。前項目は、まだ完全に解決できておらず、今後のデータ取得の過程で、改良を加えていくことになる。50nsのトラベルタイムに対し0.1%での音速測定が可能であることを確認できた。この精度は予想以上であり、今後の研究展開に弾みをつけるものである。
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