2013 Fiscal Year Annual Research Report
透過型電子顕微鏡観察のための新しい染色法の開発とその有用性の実証
Project/Area Number |
24655101
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
英 謙二 信州大学, 総合工学系研究科, 教授 (60126696)
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Keywords | 透過型電子顕微鏡 / 染色法 / ポリシロキサン |
Research Abstract |
ポリシロキサンによる染色効果を調べ、本申請書で提案した新染色法の有用性をほぼ実証できた。また、Ti含有ポリマーによる染色に焦点を試しSi-ポリマーとTi-ポリマーの染色効果を比較した。 一方、他の顕微鏡による形態観察との比較を行った。Si化合物によって染色した試料について走査型顕微鏡観察(SEM)、原子間力顕微鏡(AFM)、共焦点走査型レーザー顕微鏡(CLSM)を用いて観察を行った。またSEM観察やTEM観察を行う際、エネルギー分散型蛍光X線分光法(EDX)を用いて、元素分析または元素マッピングを行ってSiやTi原子の濃縮位置を特定し染色機構を明らかにした。
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Research Products
(3 results)