2013 Fiscal Year Research-status Report
アドホック通信技術を活用した新しい斜面監視技術の開発に関する基礎的研究
Project/Area Number |
24656285
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
中田 幸男 山口大学, 理工学研究科, 教授 (90274183)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
兵動 正幸 山口大学, 理工学研究科, 教授 (40130091)
吉本 憲正 山口大学, 理工学研究科, 助教 (00325242)
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Keywords | 斜面安定 / アドホック通信 |
Research Abstract |
本研究は、アドホック通信技術を活用した新しい斜面監視技術の開発に関する基礎的研究を行うものであり、開発した監視技術の実用性について検討するものである。特に斬新な点は、アドホック通信端末であるノードに、隣接するノードとの通信距離を計測・伝送する機能を組み込み、このノード間距離から斜面の監視をするところにある。この技術は、維持管理が必要となる斜面の増加が予想される中で抱える課題を解決するために、必要となるものといえる。特に、以下の点について検討する。 1. 新しい機能を搭載したノードの開発 2. 開発したノード(試作機)によるシステムの検証 3. 実斜面におけるシステムの実証実験
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究で使用している通信の周波数移行に伴い、平成25年度現場での計測を実施することが出来なった。これが理由で、研究遂行に支障をきたしたため、補助事業期間を延長申請をすることになった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度に計画した事項を、平成26年度に実施する。 具体的には、実斜面におけるシステムの実証実験などである。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
本研究で使用しているアドホック通信が使用する周波数の移行することになり、通信装置を一式、新たに作り替えることとなった。このため、平成25年度に計画していた現場での監視が不可能となったため。 平成25年度の現場監視において必要となるとして計上していたものを、平成26年度に再度計上する。
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