2013 Fiscal Year Annual Research Report
アメーバ共生細菌プロトクラミジアアンキリンエフェクターの機能解析
Project/Area Number |
24659194
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
山口 博之 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 教授 (40221650)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 眞二 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40207882)
松尾 淳司 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 助教 (50359486)
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Keywords | 微生物間共生 / 原始クラミジア / エフェクター |
Research Abstract |
以下の2点についてこれ迄に明らかにした。 1. 札幌の河川水より分離・株化したアメーバに共生する偏性細胞内寄生性細菌Protochlamydia R18株のドラフトゲノムを決定し、比較ゲノム解析より蛋白蛋白相互作用に深く関わるアンキリン(Ank)モチーフやロイシンリッチリピート(LRR)を持つ分子をコードする計38つの遺伝子を同定した。 2. 同定したAnkやLRRを持つ分子をコードする共生細菌の遺伝子がアメーバ内で実際に発現していることをRT-PCRにて確認した。現在、Protochlamydia R18ドラフトゲノム情報を基にカスタマイズしたDNAマイクロアレイを用いてアメーバ内での共生細菌の遺伝子発現変化の網羅的な解析を進めている。
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