2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24659220
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
馬場 義裕 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授 (20415269)
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Keywords | H3ヒストンバリアント / プラズマ細胞分化 |
Research Abstract |
末梢B細胞はプラズマ細胞へと分化し、抗体を分泌することにより液性免疫の役割を担うが、その分化を制御する遺伝子発現メカニズムは未解明である。分化に決定的な因子を検索するには、既に発現している遺伝子の検出だけでなく、発現前の状態、つまり遺伝子発現のプログラムを理解する必要がある。そこで、本応募課題では、プラズマ細胞分化を規定する複数の遺伝子発現を「群」としてとらえ、分化に先立つ遺伝子発現の仕組みを多階層的に解明することを目的とする。具体的には、 ①染色体近接現象 ②H3ヒストンバリアントの取り込み ③mRNA発現の網羅的解析 という全く新しい視点からアプローチする。 当該年度は、H3.3の過剰発現により、プラズマ細胞への分化が抑制されることを見出した。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Intrinsic disorder mediates cooperative signal transduction in STIM1.2014
Author(s)
Furukawa Y, Teraguchi S, Ikegami T, Dagliyan O, Jin L, Hall D, Dokholyan N, Namba K, Akira S, Kurosaki T, Baba Y, Standley D.
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Journal Title
J. Mol. Biol.
Volume: in press
Pages: in press
DOI
Peer Reviewed
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