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2014 Fiscal Year Research-status Report

我が国と欧米の中絶医療実態の比較研究

Research Project

Project/Area Number 24659238
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

打出 喜義  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (00168709)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水野 真希  金沢大学, 保健学系, 助教 (60547181)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywords中絶医療 / 比較研究 / オランダ
Outline of Annual Research Achievements

研究課題「わが国と欧米の中絶医療実態の比較研究」の目的としては、(1)欧米の優れた中絶医療・ケアの事例調査。(2)そうした医療・ケア導入の背景の学術的調査・研究、(3)わが国のリプロダクティブ・ヘルス改善の為の中絶医療変革とその方向性の呈示であり、この目的の下に、平成26年3月13日には、オランダ訪問を行ない、人口妊娠中絶に特化した「Abortion Clinic (Rutgershuis-Oost クリニック」の Dr. Olga Loeber と看護師へのインタビューと施設内見学を行なった。翌14日には Dr Evert Ketting 宅を訪問しインタビューを行った。
Dr. Olga Loeber はオランダ中絶医協会の前会長であり、 Dr Evert Ketting は前ナイメーヘン大学公衆衛生学教授であって、オランダを中心にヨーロッパの中絶・避妊・性行動について40年近く研究をされており、また「WHO」や「ユニセフ」のコンサルタントとして現在も活躍されている方であることから、両氏へのインタビューは、本研究課題遂行のうえで大変有意義なものであって、それを、現在、まとめつつある状況にある。
また、現在のオランダにおける優れた中絶医療・ケアの状況が、どのような経緯で、そうなってきたのかの歴史・背景を探ることにより、わが国のあるべき姿を描ける可能性もあり、そのために、主に、オランダに関する文献調査も進行中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成24年度は研究分担者の妊娠・出産・育児休暇の為に、同年度の欧州訪問予定が25年度に持ち越された。平成26年度は、研究代表者の大学退職と市内総合病院産婦人科部長就任に伴う研究協力員への職替えもあって、平成26年度に予定されていた米国訪問が不可能となり、研究の遂行に遅れが生じた。

Strategy for Future Research Activity

平成27年度は、平成26年度に予定されていた米国訪問を実行し、米国の中絶医療の実態を調査する予定である。また、平成27年度は、本事業の最終年度となるので、前年度に行なわれたオランダ中絶医協会全会長の Dr Evert Ketting と WHO やユニセフのコンサルタントとして今も活躍されている Dr Evert Ketting のインタビューの文字おこしを完了し、事業報告とする予定である。

Causes of Carryover

平成24年度は、研究分担者の妊娠・出産・育児休暇の為に平成24年度の欧州訪問の予定が25年度に持ち越された。平成26年度は研究代表者の大学退職、市内総合病院産婦人科部長就任に伴う協力研究員への職替えの為に、平成26年度に予定されていた米国訪問が不可能となり、その為に未使用学が発生した。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成27年度には、平成26年度に予定されていた米国訪問を実行し、米国の中絶医療の実態を調査する。また、平成27年度は本事業の最終年度となるので、前年度に行なわれたオランダ中絶医協会前会長の Dr. Olga Loeber と、WHO やユニセフのコンサルタントとして今も活躍されている Dr. Evert Ketting のインタビュー文字おこしを行い、事業報告とする為、未使用学を使用する予定である。

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Published: 2016-06-03  

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