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2012 Fiscal Year Research-status Report

骨粗鬆症の免疫系リスク要因の探索

Research Project

Project/Area Number 24659298
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

中村 和利  新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2014-03-31
Keywords免疫 / 骨粗鬆症 / 疫学研究 / 骨密度 / 抗体
Research Abstract

本研究の目的は、免疫系バイオマーカーと骨粗鬆症・身体機能の諸指標との関連性を解析することにより、「免疫系の活性化が骨粗鬆症発症や身体機能低下に悪影響を及ぼす」という新仮説を検証することであった。地域住民骨粗鬆症コホート研究(Yokogoshi Study)の対象者は新潟市横越地区(旧横越町)在住で、55~74歳の女性であった。今年度はYokogoshi Studyにおける血液検査を完了した。測定項目は、リウマトイド因子(免疫比濁法)、ヒトヘルペスウイルス抗体価(CF法)、サイトメガロウイルス抗体価(CF法)、免疫グロブリン(IgG、IgA、IgM)(免疫比濁法)であった。ベースライン調査における平均値は、年齢63.7歳 (SD 5.7)、BMI、23.5 (SD 3.4)、血中25-hydroxyvitamin D濃度22.5nmol/L (SD 5.9)、腰椎BMD0.844 (SD 0.148)、大腿骨頸部BMD0.666 (SD 0.093)、大腿骨近位部BMD0.745 (SD 0.110)、リウマチ因子5.3(U/mL) (SD 28.5)、ヒトヘルペスウイルス抗体価40.1倍 (SD 26.0)、サイトメガロウイルス抗体価44.7倍 (SD 32.8)、IgG 1534.3(mg/dL)(SD 450.9)、IgA 258.5 (mg/dL)(SD 112.4)、IgM 107.4 (mg/dL)(SD 57.9)であった。来年度は血中炎症マーカー(CRP)と生活習慣の関連性を調査し、免疫系の活性化に関連する要因を明らかにする。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

すでにデータ収集を終え、研究計画にある血液検査項目の測定を予定通り終えたため。

Strategy for Future Research Activity

今後の作業は収集データの整理と解析であり、次年度に問題なく施行可能である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

若干の検体整理管理が必要であり、そのための消耗品を購入する。
またデータ収集を終了したため、データ整理、解析準備のための謝金・人件費(約2カ月分程度)が必要である。
その他、結果をまとめるための情報収集旅費計上を予定する。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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