肺血管異常におけるＴＧＦーβ関連遺伝子変化の包括的検索とその役割の検討

2013 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 24659408
• Research Institution: Saitama Medical University
• Principal Investigator: 萩原 弘一 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00240705)
• Keywords: TGF-β / エクソーム / 血管異常 / 肺

Research Abstract

CTで明らかに肺血管の走行に異常のある患者から文章による同意を取得し，採血を行った．末梢血はEpstein-Barr virusにて不死化した．さらに，末梢血よりDNAを抽出し，エクソーム解析を行った．研究計画に従い，TGF-βおよびその関連遺伝子のシークエンスを抽出した．この配列中に新規のバリアントを発見した．

Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

具体的なバリアントの同定にまで達しているので，順調と考えている．

Strategy for Future Research Activity

バリアントが期待された通り肺血管異常を引き起こすか，バリアントの機能解析を行って行きたい

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

最終年度の解析に費用がかかるため，支出額をそれに従って抑制したため
最終年度の解析を計画に従って進めて行く