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2013 Fiscal Year Annual Research Report

間葉系幹細胞によるマクロファージ機能抑制機構の解明と新たな脳動脈瘤治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 24659652
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

中溝 玲  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80529800)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 秦 暢宏  独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, その他 (10596034)
天野 敏之  九州大学, 大学病院, 助教 (70448413)
吉川 雄一郎  九州大学, 大学病院, 助教 (80423515)
Keywords間葉系幹細胞 / 脳動脈瘤 / マクロファージ / micro RNA
Research Abstract

本研究では間葉系幹細胞が分泌する exosome内のmicro RNA (miRNA)を網羅的に解析することにより、matrix matalloproteinase (MMP) 分泌抑制を担うmiRNA を同定するとともに、マクロファージ細胞からのMMP-9分泌に与える影響を調べた。網羅的なqRT-PCRの結果、間葉系幹細胞からは多数のexosomal miRNAが分泌され、特にmiRNA-145は高い発現を示すことが明らかとなった。培養マクロファージ細胞内だけでなく細胞から分泌されるexosome内では、miRNA-21が高い発現を示すことが明らかとなった。これにより、マクロファージ細胞自身だけでなく周辺細胞におけるMMP-9分泌にもmiRNA-21が関与していることが示唆された。間葉系幹細胞の上清を用いてマクロファージ細胞を培養したところ、有意にMMP-9分泌が抑制された。これにより、間葉系幹細胞由来exosome内のmiRNA-145がマクロファージ細胞に取り込まれ、結果として、マクロファージ細胞からのMMP-9発現が抑制される可能性が示唆された。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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