2012 Fiscal Year Research-status Report
マイクロマシン技術を導入した非接触駆動による体内埋込機器を用いた骨膜伸展骨形成法
Project/Area Number |
24659887
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉山 円 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90451814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末永 英之 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (10396731)
森田 剛 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (60344735)
森 良之 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70251296)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 医用マイクロマシン / 口腔外科学 |
Research Abstract |
骨膜伸展骨形成法は、骨膜を伸長することによって新生骨を形成する膜性骨化様式を応用した骨造成法である。この方法を微小な機械(マイクロマシン)で制御できれば、多くの領域において新たな骨造成法として確立できる。本研究では、マイクロアクチュエータを用いた体内埋込型非接触駆動装置による骨膜伸展骨形成法を開発することにより、予知性・安全性の高い骨造成法を開拓することを目的としている。さらに、マイクロ応力センサを導入し、骨・骨膜間に生じる応力を検出することにより骨膜伸展の制御を行う。このような異分野融合型次世代デバイスはブレイクスルーを生み出す未来の新しい治療環境を実現する可能性がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画調書の内容と進行状況がほぼ同一のため。
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Strategy for Future Research Activity |
立体模型や実験動物を用いて、マイクロ応力センサを導入したマイクロアクチュエータによる骨膜伸展骨形成法の検証を行う。生物学的評価や力学的評価により、有用性および最適な設定ついて検討する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
マイクロ応力センサなどの開発に用いる。
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