2013 Fiscal Year Annual Research Report
マイクロマシン技術を導入した非接触駆動による体内埋込機器を用いた骨膜伸展骨形成法
Project/Area Number |
24659887
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉山 円 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90451814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末永 英之 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (10396731)
森田 剛 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (60344735)
森 良之 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70251296)
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Keywords | 医用マイクロマシン |
Research Abstract |
骨膜伸展骨形成法は、骨膜を伸長することによって新生骨を形成する膜性骨化様式を応用した骨造成法である。この方法を微小な機械(マイクロマシン)で制御できれば、多くの領域において新たな骨造成法として確立できる。本研究では、マイクロアクチュエータを用いた体内埋込型非接触駆動装置による骨膜伸展骨形成法を開発することにより、予知性・安全性の高い骨造成法を開拓することを目的とした。水晶振動子を用いた非接触検出型力センサおよび非接触型骨拡張デバイスを開発し、非接触型骨拡張デバイスの高出力化の検討を行った。駆動実験においてアクチュエータの動作が確認できた。更なる追実験を行うことで、アクチュエータ性能のより向上を図り、骨・骨膜間に生じる応力を検出することにより骨膜伸展の制御を行う。
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