2014 Fiscal Year Research-status Report
マタニティ・ヨーガの効果の検証とその最適化に関する研究
Project/Area Number |
24660025
|
Research Institution | The Japanese Red Cross Toyota College of Nursing |
Principal Investigator |
野口 眞弓 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (40241202)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲垣 恵美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (10223215) [Withdrawn]
安藤 仁恵 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (20570980)
橋村 富子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 講師 (80437128)
千葉 朝子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 講師 (50572624)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | マタニティ・ヨーガ |
Outline of Annual Research Achievements |
従来、妊娠中は精神的には比較的安定しているとされていたが、実際には精神的に健康ではないことが明らかとなり、これを改善する方策が求められている。ヨーガは、ストレス解消効果が示されており、少ない運動負荷で効果が得られる点で妊婦に適した運動であるが、最適の実施方法は検討されていない。そこで本研究では、マタニティ・ヨーガ教室に参加する妊婦を対象に、動機付けとなるヨーガ直後の短期効果(唾液α-アミラーゼ活性でみたストレス解消効果)および出産への長期効果(精神的健康と出産のセルフ・エフィカシー)とヨーガの期間および回数との関係を検討し、妊婦が無理なくヨーガを実施し効果を得るための最適の条件を提示するを目的としている。 本研究は、マタニティ・ヨーガ教室に参加する妊婦150名を対象とした1群事前テスト・事後テスト設計を行う。ただし、精神的健康と出産のSEの変化が妊娠経過によるものでないことを明らかとするために、対照群としてヨーガを行わない妊婦150名を対照群として精神的健康と出産のSEの測定を行う。 研究プロジェクトの3年目である本年度は、ヨーガ群では171名、非ヨーガ群では289名からデータ収集を行った。今後は、データ分析と論文作成に努める。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ヨーガ群のデータ収集に予想以上に時間を要したため
|
Strategy for Future Research Activity |
補助事業期間延長の承認を得て、平成27年度はすべてのデータ分析を行い、学会発表、論文投稿、報告書の作成を行う。
|
Causes of Carryover |
ヨーガ群のデータ収集に予想以上に時間を要したため
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
未使用額は、データ入力補助、学会出張旅費、論文校閲、報告書作成・郵送代に充てる。
|