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2013 Fiscal Year Research-status Report

未来の育メン育成プログラムの構築と拠点形成に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24660028
Research InstitutionHiroshima International University

Principal Investigator

梅田 弘子  広島国際大学, 看護学部, 講師 (50441986)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 光盛 友美  広島国際大学, 医療福祉学部, 助教 (20461329)
梅田 貴士  広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (40451679)
堀田 実愛  広島国際大学, 看護学部, 助教 (90638719)
Keywords未来の育メン / 男女共同参画 / 大学生 / 婚育
Research Abstract

平成25年度の目的は、大学生を対象とした育メン育成プログラムの実施と評価を行うことであった。昨年度立ち上げた「ひろしま未来の育MENプロジェクト」の学生メンバー、研究分担者、連携研究者とともに、将来の家事・育児に関わる学習の場として以下の1~3の企画を開催した。1.大学生が、将来の家事・育児に興味を持てるようになることを目的とした講座・イベント(食育講演会、キャラ弁教室)2.大学生が将来の家事・育児についての知識を得ることを目的として参加した講演・講座の聴講(日本小児科学会 市民公開講座(広島国際会議場)「みんなで育てよう、子どもの未来~世界平和はイクメンから~おしい!広島からの発信」(研究代表者 梅田弘子パネリスト)、「ファザーリングジャパン全国フォーラムin北九州」への参加、「広島 婚育基礎講座」への参加 3.育MENの周知を目的として、育MENパネル作成と展示を各地域で行った(年間5回)。以上の活動を通じて、プロジェクトメンバーの学生は主体的に行動し、活動リーフレットを作成し多くの参加者に発信することができた。参加者からは将来の育児のことだけでなく、現在の食生活が未来に繋がっていること、将来家庭をもつための経済面での準備や育児中の親や祖父母世代の思いなどを知ることで将来の結婚・育児等をイメージすることにつながったとの反応が得られた。更に、育児中の父親への調査の結果、積極的に育児に参加している父親が育児をする上で大切にしている思いとして、【子どもへの愛情】【妻への愛情】【男女平等の価値観】【親としての自覚】の4つのカテゴリーが抽出された。また、共働き家庭の父親と母親がお互いに対して感じていることについては、父親は母親との育児・家事の分担ができるだけ半々になるように気を遣い行動していた。一方で母親は父親に育児・家事を任せることが出来ない状況があることが明らかになった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初の年間計画を順調に遂行している。大学生への調査結果の分析についてはより詳細な考察が必要であるため、その点について再度検討する必要がある。また、育メン育成プログラムの実施としては、系統だった講座としての開講ができていないため最終年度に実施する方向で検討している。

Strategy for Future Research Activity

研究計画は概ね計画通りに遂行できている。大幅な変更の予定はないが、本活動の内容とその成果がより明確に報告できるよう、各活動の評価(プロジェクトメンバーの成長度や参加者の意識の変化、評価内容)について詳細に調査・分析する必要がある。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

未来の育MENプログラムの実施において、必要物品が当初の想定よりも安く購入ができたこと、またデータ入力等の人件費が削減できたため残額が出ている。
次年度は最終年度であり、「未来の育MEN講座」と題したプログラムを実施する予定があり、追加の物品購入とその成果報告書作成において、本年度の残額を充てていく予定としている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 地域における学生主導型育MEN活動推進への取り組み~ひろしま未来の育MENプロジェクト~2013

    • Author(s)
      梅田弘子、梅田貴士、長沼貴美他
    • Journal Title

      広島国際大学看護学ジャーナル

      Volume: 10 Pages: 27-32

    • DOI

      1349-5917

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2015-05-28  

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