2012 Fiscal Year Research-status Report
向老期にある認知症者と家族介護者のための教育プログラム開発に関する研究
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24660066
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
小野塚 元子 京都橘大学, 看護学部, 助教 (30449508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家根 明子 京都橘大学, 看護学部, 助教 (70413193)
北村 隆子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (10182841)
中元 つかさ 京都橘大学, 看護学部, 助教 (70582865)
鈴木 久義 京都橘大学, 看護学部, 助手 (10638167)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 若年認知症 |
Research Abstract |
本研究の目的は,向老期にある認知症者とその家族介護者のQOLの維持・向上のための教育プログラムを開発しその効果を検証することである. 本年度は,若年認知症の人とその家族介護者のサポートについて先駆的な取り組みを行っているグループ,機関2か所の実態調査を実施した.①A府認知症と家族の会の主催するつどい:年5回開催.世話人が中心になり,外部の専門職サポーターも参加している.本人交流,家族交流,希望により勉強会も導入している.②B市の専門職が中心に開始した若年認知症カフェ:月1回開催.ミニ講演,ミニコンサート,カフェタイムのプログラムで運営.当事者本人が講演者を務めることもある.毎月の開催で,本人,家族の交流が深まっていることが確認された.加えて,本人,家族と専門職の交流が深まっていた.①②の取り組み両方が,毎回,終了後に参加した専門職の振り返りの会を実施していた.この意見交換の場は,次回以降の取り組みに活かされているとともに,専門職自身の学びの場となっていた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は,向老期にある認知症者とその家族介護者の支援ニーズを把握するためのインタビュー調査も実施する計画であったが実施しなかった.これは,協力者へのアクセスを慎重に行う必要があること,先駆的な取り組みの実態をインタビュー調査に活かすことも必要であると考えたことから計画変更した.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の活動から得られたことを活かし,向老期にある認知症者とその家族介護者の支援ニーズを把握するためのインタビュー調査を実施する.対象は,関西在住の向老期にある認知症者とその家族介護者各10名,認知症の人と家族の会,医療機関から紹介を求める.本人,家族別々にインタビュー調査を実施し,質的に分析する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度の研究費について,①認知症者本人,および家族介護者と面識を持つため,一定期間紹介元機関に出向く際の交通費,②対象者募集および対象者への案内配布等,研究に必要な通信のための費用,③研究遂行に関わる文具等の費用および調査のための資料作成等の消耗品費,④研究協力者への謝礼の費用,⑤調査結果のデータ入力,⑥資料整理のアルバイト賃金,⑦面接調査項目の作成,研究推進のための文献複写費,書籍購入費,以上の使用を計画している.
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