2013 Fiscal Year Research-status Report
向老期にある認知症者と家族介護者のための教育プログラム開発に関する研究
Project/Area Number |
24660066
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
小野塚 元子 京都橘大学, 看護学部, 助教 (30449508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家根 明子 京都橘大学, 看護学部, 助教 (70413193)
北村 隆子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (10182841)
深山 つかさ 京都橘大学, 看護学部, 助教 (70582865)
鈴木 久義 京都橘大学, 看護学部, 助手 (10638167)
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Keywords | 若年認知症 / 認知症カフェ |
Research Abstract |
本研究の目的は,向老期にある認知症者とその家族介護者のQOLの維持・向上のための教育プログラムを開発しその効果を検証することである. 1.①A府認知症の人と家族の会の主催するつどい,②B市の認知症カフェにへの継続参加 1)本人,家族との交流を通し支援ニーズ把握のための予備調査を行った. 2)専門職の一員として活動に参加するとともに,活動の実態についてまとめ,本 人,家族に対する支援のあり方について,ミーティングの内容をもとに分析した. 2.スウェーデンにおける認知症ケアの取り組みの視察 先駆的な取り組みをしている,スウェーデンにおける認知症ケアの現場を視察した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は,向老期にある認知症者とその家族介護者の支援ニーズ把握のためのインタビュー調査を行う予定であったが,予備調査のみとなった.これは協力者へのアクセスに予定より時間がかかったためである.しかし,慎重に行う必要があることであったために,十分時間をかけ行うこととした.その結果,本人,家族との関係構築を行うことができた.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の活動から,本人,家族との関係構築ができたため,支援ニーズ把握のためのインタビュー調査を実施する.さらに,専門職の活動から得られた結果も,支援プログラムの作成に活かしていく.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
校務との関係で,年度末にスウェーデン視察を実施したことにより,研究費の執行計画に変更が生じたため. 1.認知症者本人,および家族介護者に対するインタビュー調査の実施に関する費用 1)研究に必要な通信のための費用,2)研究協力者への謝礼の費用,3)調査のための資料作成等の消耗品費,4)調査結果のデータ入力,5)支援プログラム作成のための参考書籍購入費
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Research Products
(2 results)