2015 Fiscal Year Annual Research Report
性機能を司る脳-脊髄神経ネットワークにおける非シナプス的神経制御メカニズムの解明
Project/Area Number |
24680039
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
坂本 浩隆 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (20363971)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 性機能 / 脳 / 脊髄 / 神経解剖 / 非シナプス的 / ガストリン放出ペプチド / オキシトシン / 神経内分泌 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者はこれまでに、脊髄に存在するガストリン放出ペプチド(GRP)ニューロン系が雄優位な局所神経ネットワークを構築し、雄の性機能を調節していることを見出した。この新規に見出した性機能を司る回路システムと脳との機能的・器質的結びつきについて、現在はさらに脊髄GRP系とオキシトシン(OXT)との機能連関についての解析を進めている。
平成27年度の実績の概要としては、(1)脊髄GRP系のOXTに対する応答性の解析では、OXTブロッカー脊髄くも膜下腔投与により、OXTが脊髄GRP系を介して雄の性機能を調節することを行動レベルで明らかにした。さらに、より効果的な脊髄GRP系の解析系の樹立を目指し、(2)GRPプロモータの下流に蛍光タンパク質の遺伝子を繋いだトランスジーンを挿入したトランスジェニック・ラットを作出し、GRP-Venus Tgラットの脊髄GRP系は野生型と同様のアンドロゲン応答を示しており、脊髄GRP系をin vivoで解析する上で極めて有用なツールであることを明らかにした。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] Effective ultrastructure neuroimaging of itch2015
Author(s)
Takanami, K., Satoh, K., Miyazaki, N., Murata, K., Kawata, M., Sakamoto, T., Sakamoto, H.
Organizer
The 8th World Congress on Itch
Place of Presentation
Nara Kasugano International Forum IRAKA, Nara, Japan
Year and Date
2015-09-27 – 2015-09-29
Int'l Joint Research / Invited
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