2015 Fiscal Year Annual Research Report
マルチエージェントシステムに対するブロードキャスト制御技術の確立
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24686051
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
東 俊一 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (40420400)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 制御工学 / マルチエージェントシステム / ランダマイズド制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,マルチエージェントシステムのブロードキャスト制御技術の確立を目指している. ブロードキャスト制御とは,エージェント間の情報交換が存在しない環境において,すべてのエージェントに同一のメッセージをブロードキャストすることで,大域的目的を達成させるものである. 特に,本課題では,ブロードキャスト制御を,大規模系を制御するための新技術 として提案し,その普遍的な理論の構築と応用可能性を実証する研究活動を行っている.平成27年度に得た成果は以下のようにまとめられる.
(1)ソーラーファームの発電量最大化制御への応用: ブロードキャスト制御を,ソーラーファームの発電量最大化制御へ応用した.提案法によって,おのおののソーラーパネルを個別の情報を用いることなく,ソーラーファーム全体の発電量を最大化するための方法を確立することができた.また,実機実験によってその有効性を示した.
(2)総括:最終年度として,ブロードキャスト制御を理論面と応用面から総括した.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)