2015 Fiscal Year Annual Research Report
キネステティク長期的看護支援効果ランダム化比較試験と新しい実践的ケアモデルの構築
Project/Area Number |
24689074
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
只浦 寛子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (40363733)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | キネステティク / Kinaesthetik / Kinaesthetics / リハビリテーション看護 / 慢性期看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
新しい概念キネステティクに関し,disabilityを抱える慢性疾患患者を対象として,長期的な 健康増進作用を多面的に実証し,そのエビデンスに基づく新しい実践的ケアモデルを構築するこ とが国内外の最重要課題となっている.キネステティク概念を応用した長期的な看護支援 が,実際に患者にどのような健康増進作用をもたらすかに関し,キネステティ ク導入群・非導入群の臨床比較試験を行うことで長期的キネステティク看護支援の効果を 検証した.看護師へのキネステティク教育効果は教育直後に顕著に表れ、動きの支援時の自身の痛みの減少、支援される側の痛みの減少が認められた。長期的な経過とともに、応用症例を多く経験することで、キネステティク理論と核技術を個別に応用することの困難感が高まるケースがあり、継続したフォローアップ教育の重要性が改めて示唆された。このことからキネステティクは単発の教育ではなく継続した反復学習により習得が可能となる可能性が改めて示唆された。患者側における効果については廃用症候群予防効果として個別に一定の効果が得られる可能性が示唆されたが、交絡を含めさらに対象を増やして検証を進めることが必要である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)