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2014 Fiscal Year Annual Research Report

人物・環境センシングの稼働時間拡大に向けた街規模センシング可否マップの構築

Research Project

Project/Area Number 24700062
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

榎堀 優  名古屋大学, 情報科学研究科, 助教 (60583309)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordsユビキタス / ライフログ統合 / Wi-Fiベース位置推定
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、複数人のセンサログ・ライフログの統合により、個人単位では無く、街規模の統合センサログ・ライフログを構築することを目的としている。

複数人ログの統合において、人手による位置情報ラベル付けを省いた、システムの浸透・利用規模の拡大を想定する場合、自動的なランドマーク付与が必要である。当該ランドマークとして、屋外はGPSを用いる研究が多数有るため、本研究では室内におけるランドマークの検討として、WiFi電波ログをクラスタリング分割したものを想定している。本年において、上記ランドマークの構築可能性、利用可能性について検討した。構築可能性の検討として、複数人ログの統合にて、街規模マップを時間帯毎(例: 朝, 昼, 夕, 夜)に分割構築することを念頭に置き、その副作用である学習粒度の細分化による学習データ量の減少が、特にブートストラップ期にて、どのような影響を及ぼすかを検討した「ライフログによる時間帯別移動先予測に適するエリア粒度の検討」、当該の学習粒度を、どの程度調整可能かを調べた「停留時Wi-Fi電波ログを用いた物理粒度可変なエリア識別器の構築の検討」がある。また、利用可能性の検討として、構築したWiFi電波ログのクラスタをランドマークとして適切かを建物構造との比較から検討した「WiFi電波ログをクラスタリング」がある。この内「ライフログによる時間帯別移動先予測に適するエリア粒度の検討」については、DICOMO2014の「ヤングリサーチャー賞」を受賞し、評価された。

一方で、街規模マップの構築のための複数人ログの統合については、上記のWiFi電波ログクラスタに関する検討の後段研究となるが、上記検討が難航したため、実施する事が出来なかった。そのため、統合検討に関する第2次の多人数複数日データ取得は、実施を取りやめ、関連予算については返還した。

  • Research Products

    (3 results)

All 2015 2014

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] 停留時Wi-Fi電波ログから逐次構築したエリア識別器の建物構造からみた妥当性2015

    • Author(s)
      藪圭輔,榎堀優,間瀬健二
    • Organizer
      第45回UBI研究会
    • Place of Presentation
      芝浦工業大学
    • Year and Date
      2015-03-02 – 2015-03-03
  • [Presentation] 停留時Wi-Fi電波ログを用いた物理粒度可変なエリア識別器の構築の検討2014

    • Author(s)
      藪圭輔,榎堀優,間瀬健二
    • Organizer
      第44回UBI研究会
    • Place of Presentation
      沖縄科学技術大学院大学大学
    • Year and Date
      2014-10-14 – 2014-10-15
  • [Presentation] ライフログによる時間帯別移動先予測に適するエリア粒度の検討2014

    • Author(s)
      藪圭輔,榎堀優,間瀬健二
    • Organizer
      DICOMO2014
    • Place of Presentation
      新潟県月岡温泉ホテル泉慶
    • Year and Date
      2014-07-09 – 2014-07-11

URL: 

Published: 2016-06-01  

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