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2014 Fiscal Year Annual Research Report

通信が切れない高信頼な無線アドホックネットワーク基盤技術の開発

Research Project

Project/Area Number 24700069
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

吉廣 卓哉  和歌山大学, システム工学部, 准教授 (80362862)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordsネットワーク / グラフ理論 / アドホックネットワーク
Outline of Annual Research Achievements

平成26年度には,①広告トポロジの冗長性確保と②迂回路の即時利用について研究を推進した.
①は,MPRが用いられるOLSRにおいて最適化された広告トポロジに,さらに冗長性を追加することで,より頑強なネットワークを実現する技術であり,平成25年度までに一定の成果が得られていた.これまでに得られた成果をジャーナル論文としてとりまとめ,一流論文誌に投稿したが,不採択の判定であった.評価実験が不十分であるという内容であったため,①をネットワークシミュレータScenargieに実装し,追加評価を行った.現在は,追加した評価結果を加えて再投稿の準備を進めている.
②は,平成25年度に開発した,輻輳迂回方式SBRよりも少し大きく迂回する迂回路構築方式をネットワークシミュレータScenargieに実装し,評価を行った.平成25年度の方式をさらに発展させ,迂回のための経路制御表を各ノードが2枚保持する(最短路のための経路制御表と合わせて合計3枚)ようにすることで,提案手法の性能をさらに向上することに成功した.この手法もネットワークシミュレータに実装し,評価を行った.評価においては,平面上にランダムにノードが配置され,局所的にWiFi基地局に複数の端末が接続し輻輳しているような実際に近い場面を想定した.複数の通信フローを流した結果,提案手法の迂回路により通信負荷が分散され,通信スループットが向上することを確認した.本結果を,国内会議にて発表した.

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] OLSRにおける局所的な輻輳を回避するマルチパスルーティング2014

    • Author(s)
      梶清貴,吉廣卓哉
    • Organizer
      モバイルコンピューティングとユビキタス通信第73回研究会
    • Place of Presentation
      福岡大学
    • Year and Date
      2014-11-20 – 2014-11-21

URL: 

Published: 2016-06-01  

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