2013 Fiscal Year Annual Research Report
児童見守りシステムのための高度な目的地推定手法の研究
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24700149
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| Research Institution | Chiba Institute of Technology |
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Principal Investigator |
今野 将 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (50333894)
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| Keywords | 知的エージェント / ユビキタスシステム / 児童見守り |
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| Research Abstract |
平成25年度は、前年度に行った「課題1．児童の移動履歴から児童エージェントに必要な施設訪問履歴・イベント参加履歴の抽出」，「課題2．児童エージェントの知識となる地域情報の効率的な取得方法」 および「課題3．各履歴を用いて目的地の推定を行う児童エージェントの知識設計」 の検討、「課題4．児童エージェントの詳細設計と開発」 および「課題5．推定した目的地の効果的な表示インタフェース」の概念設計に基づき、保護者が不安を感じない高度な状態把握機能をもつ児童見守りシステムSotto（そっと）のプロトタイプシステムの設計と試作を行った．
課題1、課題2および課題3に関しては、前年度行った検討および試作に基づき、さらなる目的地推定結果の精度向上のために、地図や児童の移動に関する距離のパラメータの導入を検討し、試作システムの構築を行い効果を確認した．
また、課題4.に関しては、前年度の概念設計をもとに、各履歴と先に述べた距離のパラメータを導入した目的地推定機能のプロトタイプおよび児童エージェントのプロトタイプを設計・試作した。
課題5.に関しては、前年度の概念設計をもとに、保護者が安心して児童を見守れる児童見守りインタフェースのプロトタイプをPC版やスマートフォン版などを設計・試作した。
本年度の成果により、児童の見守りにおける課題である保護者が不安を感じない高度な状態把握機能を持つ児童見守りシステムの実現可能性がプロトタイプシステムではあるが確認できた。
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