2013 Fiscal Year Research-status Report
褒められる等によるポジティブな情動の惹起がヒトの運動パフォーマンスに与える効果
Project/Area Number |
24700211
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
川野 道宏 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00404905)
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Keywords | 運動学習 / 報酬系 / 情動系 / 運動パフォーマンス / 脳血流動態 |
Research Abstract |
平成24年度の実験により、高評価音聴取群におけるタッピング運動パフォーマンスの維持と報酬系・情動系脳部位の賦活が示された。平成25年度は運動課題実施時に「肯定的な言葉を掛けられる」心理的報酬を取り入れ、運動パフォーマンスと関連脳部位の脳血流動態、脳波・筋電図等の生理指標の解析を実施する予定であった。しかしながら、心理的報酬課題を被験者の特性に合わせて検討・精査したこと、および運動課題等の実験デザインの再検討と調整、データの採取方法と分析方法の検討に時間を要したことで、本実験の開始がずれ込んでしまい解析可能な例数にまで至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成24年度からの遅延に加え、実験デザイン及び心理的報酬課題の検討に時間を要したことが、研究計画が当初より遅延した理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
当初25年度で終了予定であった研究期間を1年間延長した。また、当初予定していた研究のエフォート率の低下を、実験補助者等の協力者をお願いする形で補う。研究の計画とまとめ、全体の統括は研究者本人が行い、実験の実施・解析の補助を協力者にお願いする。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
心理的報酬課題を被験者の特性に合わせて検討・精査したこと、および運動課題等の実験デザインの再検討と調整、データの採取方法と分析方法の検討に時間を要したことで、本実験の開始がずれ込んでしまい解析可能な例数にまで至らなかった。 実験にかかる備品・消耗品の多くは購入済みである。20名程度の被験者への研究協力費、および学会発表・論文投稿等に主に当てていく予定である。
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Research Products
(1 results)